数的推理第2章(一般知能)

教養試験対策

①比

【問題】

A,B,Cの三人である金額を分け合った。分配金の比はAとBは3:2、BとCは5:3でCがもらった金額は2,400円であった。Aはいくらもらったか。

1.5,000円

2.6,000円

3.7,000円

4.8,000円

5.9,000円


【解答】

A:B:C

 :

3×5:2×5:2×3 = 15:10:6

これより、A、B、Cがそれぞれ15x、10x、6xもらったとすると

6x=2400 これを計算してx=400

したがって、Aがもらった金額は15×400=6000(円)

                           正答.2


②混合算

 【問題】

16%の食塩水180gから30gを捨て真水を50g加えたのち、さらに50gを捨て真水を50g加えた。この食塩水の濃度は何%か。

1.9%

2.10%

3.11%

4.12%

5.13%


【裏技的解答】 

16%の食塩水180gから30gを捨てるので食塩水の量は150gから計算する。

真水は濃度0%なので、これをてんびん算で表し、x(%)の値を求める。

        

0%――――――――――――16%  

50g           150g

以上のてんびんが成り立つ。

xと0%の間は(x-0)、xと16%の間は(16-x)となる。

これに何gあるかを掛け算する。

50(x-0)=150(16-x)

50x=2400ー150x

200x=2400

x=12(%)となる。


さらに50gを捨て、真水50gを加えるので

       

0%―――――――――――12%

50g          150g

式を立てると

50x=150(12-x)

x=9(%)となる。

                         正答.1

【練習問題】

3%の食塩水500gに12%の食塩水を加えて6%の食塩水を作りたい。12%の食塩水を何g加えればよいか。

1.150g

2.200g

3.250g

4.300g

5.350g



                   ちなみに正答は3になります。


③売買算

【問題】

定価9000円の品物を20%引きで売ったところ、なお原価の20%の利益があった。

原価はいくらか。

1.6000円

2.6200円

3.6400円

4.6600円

5.6800円


【解答】

原価をxとすると、利益=売価-原価より

0.2x=9000×(1-0.2)-x

x=6000(円)

                                   正答.1


【練習問題】

A商品には原価の3割増しの定価をつけておいたが、売れないので定価の1割引きにした。しかし、まだ売れないので、さらに200円引きにしたところようやく売れた。それでも、原価の1割5分の利益があったという。この商品の原価はいくらか。

1.2000円

2.5000円

3.10000円

4.11000円

5.12000円



                         ちなみに正答は3になります


④増減

【問題】

会社の新入社員は昨年の新入社員の20%減で104名であった。性別では男子30%減、女子35%増である。今年の女子社員は何名か。

1.25名

2.26名

3.27名

4.28名

5.29名


【解答】

昨年の数を基準にして、男子社員の数をx人、女子社員の数をy人とおく。

今年の新入社員は20%減なので、0.8x=104

                   x=130となる

これをもとに表を作成する。

         男子         女子      全体
        昨年                          130
        今年        0.7x         1.35y      104

x+y=130…①

0.7x+1.35y=104…②

①、②の連立方程式を解いてx=110、y=20

よって、今年の女子社員は20×1.35=27(名)

                                 正答.3



【練習問題】

大学の今年の学生数は2676名である。昨年と比べると男子は10%減り、女子は2%増え、全体では124人減った。昨年の男子学生数は何人か。

1.1480人

2.1500人

3.1520人

4.1540人

5.1560人



                        ちなみに正答は2になります


⑤仕事算

【問題】

A1人では8日、B1人では10日かかる仕事をAとB2人で行う。このとき、全体の仕事を完成させるのに何日かかるか。

1.5日

2.6日

3.7日

4.8日

5.9日



【裏技的解答】

全体の仕事を8と10の最小公倍数である40とする。

仕事能力1日当たりの仕事量全体の仕事量
A40
B1040

そうすると2人での1日当たりの仕事量は9になる。

全体の仕事量は40なので40÷9=4.44…となる。

よって、この仕事は5日目に終わるので正答は1となります。


【練習問題】

ある仕事をAは15分、Bは30分、Cは40分でする。この仕事を3人ですると何分でできるか。

1.6分

2.7分

3.8分

4.9分

5.10分



ちなみに正答は3になります。


以上の5つが割合の項目になります。

解き方を覚えれば難しい問題ではないので、ぜひ得点源にしてください!!


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